フランス、パリでの第3回C’est Bon le Japonへ3日間出展しました。
場所はパリの中心地区「マレ地区」で行われました。
昔ながらの美しい建造物に若者のカルチャーが混じった、とてもお洒落な地区でした。
パリの方、日本好きのフランス人の方、フランス在住の日本人の方も来られ、たくさんの御来場者があり、充実した展示会を過ごせました。
会場・Espace des Blancs-Manteaux
メインステージと、堺市ブースにて「伝統工芸士」田原俊一氏による研ぎの実演も行われ、皆様興味深く見入っておられました。
日本のお酒の試飲ブースもあり、ステージでは三味線の演奏会、阿波踊りなども行われていました。
当社、ブース。家庭用からプロ用、砥石も用意しました。
お客様には、日本の包丁の切れ味の良さ、堺打ち刃物の歴史、和包丁の種類や使う用途、砥石での研ぎ方等、ご説明しました。
また、展示会前日には、ル・コルドン・ブルー(Le Cordon Bleu)と現地の刃物専門店での研ぎ講習会に同行させて頂きました。
田原俊一氏の説明に聞き入る生徒の皆さん。実際に生徒さんに研ぎも体験して頂き、研ぎ方を学ばれていました。
ル・コルドン・ブルーのシェフが研ぎあがった包丁で、切り方を実演。
堺の和包丁の切れ味に、シェフが絶賛されていました!
フランスで感じたことは、ただ「日本の包丁は良い」と説明するだけでは興味を持ってもらえません。
日本の包丁の良さを伝えるには、その「道具」が持つ背景(和食のなりたち、堺打刃物の歴史、和包丁の種類が何故多いのか、など)
をいかに伝えなければいけないと実感しました。
フランスのたくさんの方に出会い、包丁の説明をしていくなかでそういった事を勉強させて頂きました。
最後に、ご協力頂きましたユーロジャパンクロッシング様、堺市産業振興センター様、本当にありがとうございました。